私たちの想い
私たちは”土”(ど)ベンチャー企業です。
放置竹林問題を解決しながら、
竹チップ入り牛ふん堆肥という有機の土づくりで、
豊かな国づくりに貢献していきます。
土壌は人間の腸と同じ・・・
多種多様な微生物と共に持続可能な農業を支えます。
現代化された農業によって土壌は痩せ細り、自ずと作物の栄養分も減ってきているのが現状です。
化成肥料を使った高収量農業を続ければ、いずれ土壌は壊滅状態に陥るとも言われています。
世界的な食糧危機が迫っている中、持続可能な農業が喫緊の課題であり、
研究者たちは土壌微生物に目を向けるようになりました。
そんな中、広島県下で最古参である「美土里堆肥センター」の管理を安芸高田市から受託し、2020年に前任の事業者より引き継ぎました。きっかけは、有機農家でもある当社代表の「本当に美味しい作物が育つ土を作りたい」その一念でした。
この施設は竹チップ入り牛糞堆肥を年間1500トン以上生産できる全国でも稀有な生産能力を有しています。林業のプロと有機農業のプロがタッグを組み、研究熱心なスタッフや農学博士と共に、
放置竹林問題を解決しながら、竹チップ入り牛糞堆肥という栄養豊かな有機の土づくりで、
持続可能な里山と農業の実現に向け取り組んでいます。「もっといい堆肥を作りたい!」私たちの挑戦は続きます。
土壌は人間の腸と一緒です。「土は人間の腸だと思ったらいい」。これは当社代表の山本がよく使う言葉です。偏った食事や過度な飲酒、また抗生物質を飲むことでも、人間の腸内細菌のバランスは崩れ、様々な不調が生じる原因になります。
腸内細菌のバランスと多様性を保つことが心と体の健康に欠かせません。
土壌も同じで、多種多様な土壌微生物が、栄養価の高い美味しい作物を作り上げるのです。そしてその作物が私たちの腸へ…。土壌を自分の腸だと考えれば、与える堆肥や肥料は変わってくるかもしれませんね。